小平を指導の結城コーチにスポーツ指導者賞「今回は私が主役のようで変な気持ち」

[ 2018年4月24日 15:13 ]

ミズノスポーツメントール賞ゴールドを受賞した結城コーチ(右)
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 選手強化や育成などに貢献したスポーツ指導者を対象とするミズノスポーツメントール賞の表彰式が24日、都内のホテルで行われ、大賞に当たるゴールドを受賞した平昌五輪スピードスケート女子500メートル金メダルの小平奈緒(31=相沢病院)を指導する結城匡啓コーチ(53)は「普段はレース前、小平には『お前が主役だ』とグータッチをするが、今回は私が主役のようで変な気持ち」とあいさつし、会場を笑わせた。

 結城氏は05年4月から13年間小平を指導。小平は16年11月から17年12月まで500メートルでは15連勝を飾るなど、世界トップ選手へと成長させた実績が評価された。「なかなか世界の頂点に立たせられなかったが、決して遠回りではなかった。あらためて選手を育てることに近道はないと感じた」とコーチとしての哲学を語っていた。

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