稀勢の里 順調な調整ぶりをアピール 三番稽古で竜電に7勝1敗

[ 2018年4月24日 18:05 ]

竜電(左)と三番稽古を行った稀勢の里
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 大相撲の春巡業は24日、茨城県取手市で行われ、横綱・稀勢の里(31=田子ノ浦部屋)が順調な調整ぶりをアピールした。

 この日、三番稽古に幕内・竜電(27=高田川部屋)を指名して7勝1敗。左を差して力強く寄り切る内容に「だいぶ良くなった。続けていければ」と手応えを感じている。過去に自身の付け人を務めていた竜電については「四股を踏んで、一生懸命やっている姿を見てきたから。いい稽古になりました」と評価。全力でぶつかった竜電も「横綱は重くて、動かせなかった。また指名してもらえればうれしい」と目を輝かせた。

 牛久市出身の稀勢の里にとって取手はまさに“ホームタウン”だ。「このあたりはショッピングモールもありますし、家族と来ていました」。観客席から大きな声援を受け「たくさんいただきました。励みになるし、ありがたいです」と感謝。「またいい姿を見せられるように一生懸命やっていきたい」と笑顔で語った。腰を痛めている土浦市出身の大関・高安(28=田子ノ浦部屋)は稽古や取組を行わなかったが、写真撮影やサインを精力的に行い、地元のファンと交流した。

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