ロケッツが1回戦突破に王手 第3Qだけで50点の猛攻 ハーデン36得点

[ 2018年4月24日 12:14 ]

36得点を挙げたロケッツのハーデン(AP)
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 NBA西地区1位のロケッツは23日、敵地ミネアポリスで8位のティンバーウルブスを119―100(前半50―49)で下して3勝1敗。第2Qにプレーオフのクオーター最多得点記録にあと「1」と迫る50点を集中して、2季連続のプレーオフ1回戦突破に王手をかけた。

 ジェームズ・ハーデン(28)は試合開始から7本連続でフィールドゴール(FG)を外しながらも36得点をマーク。FGは26本中12本、3点シュートは11本中5本を成功させた。クリス・ポール(32)も25得点。第3Qにはハーデンとポールの2人だけでで計37得点をたたき出した。

 前半は1点差だったが、第3Qは50―20とロケッツが圧倒。ベンチから出たエリック・ゴードン(29)も4本の3点シュートなどで18得点を記録し、センターのクリント・カペラ(23)は14得点と17リバウンドを稼いだ。

 NBAプレーオフでの1クオーター最多得点記録は1962年3月31日にレイカーズがピストンズ戦の第4Qにマークした51点。56年ぶりの記録更新は逃したが、ティンバーウルブスの地元ファンはロケッツによる“集中砲火”に声を失っていた。

 14季ぶりにポストシーズンに駒を進めたティンバーウルブスは21日の第3戦では121―105と快勝したが第4戦では後半に失速。センターのカールアンソニー・タウンズ(22)が22得点と15リバウンドをマークしたが、第3Q終了時点で31点差をつけられて勝負は決した。

 なおこのカードの第5戦は25日(日本時間26日)に場所をロケッツの地元ヒューストンに移して行われる。

 <チーム記録>

 ▼FG成功率=ロケッツ(43・5%)、ティンバーウルブス(46・4%)

 ▼3点シュート成功率=ロケッツ(37・2%)、ティンバーウルブス(36・4%)

 ▼FT成功率=ロケッツ(88・5%)、ティンバーウルブス(60・9%)

 ▼リバウンド=ロケッツ(46)、ティンバーウルブス(48)

 ▼アシスト=ロケッツ(20)、ティンバーウルブス(23)

 ▼ターンオーバー=ロケッツ(7)、ティンバーウルブス(17)

 ▼速攻ポイント=ロケッツ(11)、ティンバーウルブス(8)

 ▼ペイント内ポイント=ロケッツ(48)、ティンバーウルブス(52)

 ▼ベンチスコア=ロケッツ(26)、ティンバーウルブス(41)

 <個人記録>

 ▼チーム最多得点=ハーデン(ロケッツ=36)、タウンズ(ティンバーウルブス=22)

 ▼チーム最多リバウンド=カペラ(ロケッツ=17)、タウンズ(ティンバーウルブス=15)

 ▼チーム最多アシスト=ポール(ロケッツ=6)、ティーグ、バトラー(ティンバーウルブス=5)

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