元マラソン代表万引認める 「摂食障害影響」と弁護側

[ 2018年4月24日 18:43 ]

 菓子などを万引したとして窃盗の罪に問われた陸上の世界選手権女子マラソンの元代表で飲食店店員の原裕美子被告(36)は24日、前橋地裁太田支部(奥山雅哉裁判長)の初公判で起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で「原被告は入店直後、お菓子を上着の内側に入れた」と犯行状況を説明した。一方、弁護側は「犯行は摂食障害による影響がある」と主張した。

 起訴状によると、2月9日午後8時45分ごろ、群馬県太田市内のスーパーでキャンディー1袋など3点を盗んだとしている。

 原被告は世界選手権に2度出場し、2005年のヘルシンキ大会では6位に入賞。コンビニで化粧品などを万引したとして、昨年11月に執行猶予付きの有罪判決を受けた。

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2018年4月24日のニュース