ウッズ 2年5カ月ぶり予選通過「必死で戦った。よく粘れた」

[ 2018年1月28日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ファーマーズ・インシュアランス・オープン第2日 ( 2018年1月26日    米カリフォルニア州ラホヤ トーリーパインズGC南コース=7698ヤード、同北コース=7258ヤード、いずれもパー72 )

ファーマーズ・オープン第2日、通算1アンダーでホールアウトしたウッズ。2015年8月以来の予選通過を果たした
Photo By 共同

 1年ぶりにツアー復帰したタイガー・ウッズ(42=米国)は北コースを4バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの71で回り、通算1アンダーの65位で15年8月のウィンダム選手権以来2年5カ月ぶりの予選通過を、カットラインぎりぎりで果たした。松山英樹(25=LEXUS)は南コースで5バーディー、2ボギーの69と伸ばし通算3アンダーで33位に浮上した。トップと8打差。67をマークしたライアン・パーマー(41=米国)が通算11アンダーで首位に立った。

 予選通過圏外で迎えた最終9番パー5。ウッズが本領を発揮した。2オンに成功。20メートルのイーグルパットを40センチに寄せてカットライン内に滑り込んだ。

 84位から挽回し米ツアーでは、10位に入った15年8月のウィンダム選手権以来2年5カ月ぶりの決勝ラウンド進出。ウッズは「一日中必死で戦った。よく粘れた」と息をついた。

 前日同様ショットが乱れた。フェアウエーキープはわずか3ホール。パーオン率は50%。前半の13番で1打目を大きく曲げて左の茂みに打ち込んでダブルボギーを叩いた。

 だが、折り返しの1番で12メートルのバーディーパットを決め「あれで後半は前向きにプレーできた」と息を吹き返した。5番でも伸ばし、7番は1打目をグリーン左に運びラフから1メートルに寄せてバーディー。終盤に粘った。

 1年ぶりのツアー復帰戦。「長く実戦から離れていたから感触を取り戻している最中。その中でパットと寄せは素晴らしかった」と小技には手応えがある。「あとはショット。徐々に良くなれば。週末が楽しみだ」と決勝ラウンドをにらんだ。

続きを表示

2018年1月28日のニュース