19年W杯は過密日程を改善、伝統国そろう「ティア1」も優遇なし

[ 2017年11月3日 05:36 ]

19年W杯日本大会 試合日程発表

発表会に出席した(前列左から)ゼッターランド氏、谷本氏中嶋氏、松木氏、桜庭氏、松田氏、増保氏(後列左から)嶋津氏、岡村氏、御手洗氏、司会の杉山セリナ、武井壮、ボーモント氏、五郎丸、畠山、S・ウィリアムズ氏、I・ウィリアムズ氏、室伏氏
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 日本が試合間隔に恵まれた一方、出場20チームのうち13チームに「中3日」が一度はある日程となった。W杯は1次リーグ5チーム制となった03年大会から試合間隔に不公平さが生じており、集客が見込める伝統国の「ティア1」に比べ、日本など「ティア2」以下のチームが過密日程を強いられてきた。しかし、今大会はニュージーランドなどティア1にも中3日が割り当てられ、W杯統括責任者のギルピン氏は「15年大会からさらに改善し、ティア2が短期間で強豪と当たらないようにした」と説明した。

 一方で、各会場の試合数は東京8、横浜7に対し、札幌、釜石、熊本が各2と差が出た。強豪国の試合が収容人数の多い競技場に偏ったが、ギルピン氏は「ホテルや練習施設の問題、会場を確保できる期間なども考慮した」と話した。

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2017年11月3日のニュース