清水宏保氏 五輪金候補の小平を称賛「次元が違う」

[ 2017年10月21日 15:36 ]

全日本スピードスケート距離別選手権第2日 ( 2017年10月21日    長野市エムウエーブ )

全日本距離別女子500メートルを国内最高、大会新、リンク新で圧勝した小平
Photo By スポニチ

 98年長野五輪男子500メートル金メダリストの清水宏保氏(43)が21日、女子500メートルで国内最高記録となる37秒25をマークして3連覇を果たした小平奈緒(31=相沢病院)を称賛した。

 小平は100メートルを全体2位の10秒33で通過。バックストレートで加速すると最後のカーブも「難なく抜けて気持ちよく滑っていた」という。「闘争心にスイッチが入ればもう少し(100メートルは)伸びてくる」という中、五輪2大会連続金メダルの李相花がイサンファ「(韓国)が持つリンクレコード37秒60を0秒35更新した。

 小平のレースを見た清水氏は「本人はゴールして首をかしげていたが、いいレースだった」と評価。そして、「本来、(W杯)選考会は緊張するものだけど、(小平は)次元が違う。(自分も調子が)いい時、選考会は自分の実力を試すテストレースだった。レースだけど、彼女にとってはテストの一環」と自身の経験を踏まえ、今後の爆発に期待していた。

続きを表示

2017年10月21日のニュース