右手首故障の錦織 練習再開 初打ちで復帰へ一歩 公式アプリにボール打つ動画アップ

[ 2017年10月21日 13:20 ]

錦織圭
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 右手首の故障で今季全休を決め、休養している男子テニスの錦織圭(27=日清食品)が21日、公式アプリを更新。右手でラケットを持ち、ボールを軽く打ち返す動画をアップ。ボールを使った練習を再開した。

 「First Hit!!!」と題した13秒の動画で、ケガ後の初打ちを披露。フォアハンドと、バックハンドのスライスを打つ姿を公開し「First hit!Verrrryyyy slowly:)」と復帰へスローテンポで始動したとつづった。

 9月29日には、コーチを務めるマイケル・チャン氏(45)が錦織の復帰時期を現時点で決めていないことを明かした。ケガの具合は「診断は(思ったよりも)悪くなかった」としながらも、この時点で依然としてボールを使った練習は再開できていなかった。

 錦織は8月13日の練習中に右手首を痛め、尺側手根伸筋腱(しゃくそくしゅこんしんきんけん)の断裂と診断。同16日には、今季残り試合をすべて欠場することを表明した。手術はせずにリハビリを行い、来季開幕時の復帰を目指す方針を示していた。

 メキシコ・オープンの主催者は今月4日、錦織が来年2月26日に開幕する大会に参戦すると発表。ニューヨーク・オープンの主催者も同日、来年2月中旬に開幕する大会に錦織を出場予定選手として発表した。

 16日付の最新世界ランキングは1つ下がり15位に後退した。

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2017年10月21日のニュース