本田真凜 GPシリーズデビューに「ワクワク」 SPは新曲でぶっつけ本番

[ 2017年10月21日 08:25 ]

伊丹空港で取材対応をしたフィギュアスケートの本田真凜
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 フィギュアスケートのグランプリシリーズ(GP)第2戦スケートカナダ(27日開幕、レジャイナ)に出場する本田真凜(16=関大高)が21日、出発前の伊丹空港で取材に応じた。人の出入りが少ない早朝の到着口にもかかわらず、多くの報道陣に囲まれると、居合わせた20〜30人が代わる代わる顔をのぞきかんだり、写真を撮影したりし、人気の高さを伺わせた。

 前夜はGPシリーズ初戦ロシア杯の男子ショートプログラム(SP)を観戦した。「男子の放送を見てワクワクした」。自身初めてのGPシリーズ出場に向けて気持ちを高めた。18年平昌五輪出場権をかけた争いが、GPシリーズから本格化する。カナダでの目標は「全然ない。何点とか何位とか特にないけど、頑張ります」とまず自分の演技に集中する考えだ。

 SPは試合で使ったことがない新曲の「ザ・ギビング」をぶっつけ本番で投入する。

 「ショートは初めて滑る曲。思うような演技ができれば」

 スケートカナダの後はGPシリーズ第3戦の中国杯(11月3日から、北京)に続けて出場する。「2戦連続になる。(SPとフリーの2戦合計)4つのプログラムを一つのセットにして、気持ちを切らさずにやりたい」と期待に胸を膨らませた。

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2017年10月21日のニュース