新葉 SP3位、回転不足で伸びず フリーへ「切り替えたい」

[ 2017年10月21日 05:30 ]

情熱的に滑る樋口新葉(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 フィギュアスケートのGPシリーズ第1戦、ロシア杯は20日、モスクワで女子ショートプログラム(SP)を行い、シニア2年目の樋口新葉(16=東京・日本橋女学館高)は69・60点で3位発進した。

 滑り終えた直後は「失敗なく終えたのがうれしかった」とこん身のガッツポーズを作った。だが、得点がアナウンスされると一転して表情は曇った。9月のロンバルディア杯で出した自己ベストの74・26点より4・66点低かった。3回転フリップの踏み切りで警告を受け、2連続3回転ジャンプの2つ目が回転不足と判定された。

 それでも表彰台圏内だ。21日のフリーへ向けて「昨季より強い気持ちを持って臨めている。思ったより点が出なかったけれど、わかりやすいミスなので切り替えたい」と力強く語った。

続きを表示

この記事のフォト

2017年10月21日のニュース