炎鵬 史上9位の初土俵以来19連勝!兄弟子・石浦に並ぶ

[ 2017年9月18日 13:12 ]

大相撲秋場所9日目 ( 2017年9月18日 )

<秋場所9日目>一木(右)を押し出しで破った炎鵬
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 横綱・白鵬がスカウトした三段目・炎鵬(22=宮城野部屋)が一木(23=玉ノ井部屋)との全勝対決を制して5連勝、初土俵から19連勝を飾った。夏場所以降、序の口、序二段と優勝しており、3場所連続優勝に前進した。圧倒しての勝利に「この世界に入って一番良かった。しっかり踏み込めた」と自画自賛した。

 初土俵からの連勝は元小結・板井が「29」で1位。「19」は兄弟子の幕内・石浦に並ぶ9位タイの記録。この日の朝稽古前には石浦から「きょう勝ったら並ぶな」と激励されて緊張が高まったが、一瞬で勝負を決めて実力を見せつけた。

 金沢学院大では2、3年時に世界選手権軽量級を2連覇した実力で、今年2月に入門。秋場所前には自身初の出稽古を行い、友綱部屋で腕を磨いた。入門から半年が経過し、「土俵をかむ力が強くなった。足腰が強くなったのかも。学生の時は俵を気にしたことなかったけど、今は俵に詰まってからが勝負だと感じている。プロは土俵際に強い」と実感。着実に力をつけている白鵬の弟弟子は「横綱がいない分、僕らがやらないと」と力を込めた。

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2017年9月18日のニュース