樋口新葉がこだわる「あと1秒」 さらに得点を伸ばすために

[ 2017年9月18日 12:05 ]

ロンバルディア杯から帰国した樋口
Photo By スポニチ

 フィギュアスケート女子で18年平昌五輪を目指す樋口新葉(16=日本橋女学館高)が18日、ロンバルディア杯が行われたイタリアから帰国した。

 今季の国際大会初戦となった同杯では、SPで74・26点の自己ベスト、フリーは自己2番目の143・37点。合計の217・63点も自己ベストと高得点をマークし、2位に入った。「SPもフリーもスピードが落ちずに滑ることができたことは自信になった」と振り返った16歳は、さらに得点を伸ばすために繊細なこだわりを口にする。「あと1秒長く(姿勢をキープ)したり、あと1秒長く回ったりとか。見ている人の頭に残るような演技をしたい」。

 次戦となるGPシリーズのロシア杯(10月20〜22日、モスクワ)では世界女王のエフゲニア・メドベージェワ(17=ロシア)と激突する。「どこまでできるか分からないけど、一歩でも近づけるようにしたい」と意気込んでいた。

続きを表示

2017年9月18日のニュース