宇野昌磨 今季初戦Vも辛口「もっと上を目指せると思う」

[ 2017年9月18日 19:57 ]

中部国際空港で取材に応じた男子フィギュアスケートの宇野昌磨
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 フィギュアスケートのロンバルディア杯(イタリア)で男子世界歴代2位の合計319・84点を出し、今季初戦を勝利で飾った宇野昌磨(19=トヨタ自動車)が18日に帰国し、中部国際空港で取材に応じた。

 フリーの「トゥーランドット」では5本の4回転ジャンプに初挑戦。自身初となる4回転サルコーも成功させた。その心境を聞かれると、「(5本飛ぶと)6分間練習でやることが多いという感じ。本番はさほど。練習が大変という気持ちだった」と、振り返った。

 高得点を出したものの、現状に満足をしていないのがうかがい知れた。辛口の自己評価が相次いだ。

 「全部がバラバラだった。一つ一つの要素ができたと言うだけの印象」

 ジャンプ、スケーティングなど演技の一つ一つが点と点で独立している現状を、一つの線に仕上げるのが今後の目標になる。

 「まだまだ伸びしろがあるというか、課題が残った大会だった。もっと上を目指せると思う。完成形は存在しないと思っている。やれることをやろうという精神でやりたい」

 次戦は10月7日のジャパンオープン(埼玉)に出場する。

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