リオ金・大野、復帰時期は「秘密です」

[ 2017年9月18日 14:17 ]

 リオデジャネイロ五輪柔道男子73キロ級金メダルの大野将平(旭化成)が18日、故郷の山口県の萩市で開いた柔道教室後に取材に応じたが、天理大大学院での学業優先により離れている国際大会復帰の時期については「秘密です」と明言を避けた。

 男子73キロ級は橋本壮市(パーク24)が今夏の世界選手権を制した。全日本柔道連盟が導入した新たな代表選考方式では、世界選手権王者が12月のグランドスラム東京大会も優勝すれば、翌年の世界選手権代表に内定するが、大野は「僕が『出たい』と言って出られる大会ではない。何とも言えない」と慎重だった。

 その上で「誰かと比べられている時点で絶対的存在ではない」とも話し、男子100キロ超級で五輪2連覇、世界選手権8連覇中のテディ・リネール(フランス)を引き合いに出し「他の柔道家にできないようなパフォーマンスをしていく」と独自の目標を口にした。

 柔道教室では小中高生ら約210人に得意の大外刈りや内股を指導し「地元で子どもたちに力をもらった」と穏やかな表情だった。(共同)

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2017年9月18日のニュース