出水田、初優勝へ4差!09年に松山から「貴重な」パット指導

[ 2017年9月3日 05:30 ]

男子ゴルフツアー フジサンケイ・クラシック第3日 ( 2017年9月2日    山梨県富士河口湖町 富士桜カントリー倶楽部=7566ヤード、パー71 )

17番、ボールをセットする出水田
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 出水田(いずみだ)大二郎(24=TOSS)が1バーディー、1ボギーの71で回り通算1アンダーの6位をキープした。第3ラウンド終了時点の自己最高順位でツアー初優勝に望みをつないだ。崔虎星(33=韓国)が70で、通算5アンダー、2打差の単独首位に浮上した。

 71で終えた出水田は「我慢のゴルフ。パープレーで順位は上がったので良かった」と息をついた。前半は1バーディー、1ボギーの35。後半は好機を生かせない展開だったが「(パットを)思った所には打てているので気にならなかった」とペースは乱れなかった。

 松山英樹の1つ年下。体格もほぼ同じで「サングラスを掛けると似ていると言われる」。09年新潟国体最終日に同組で回った。出水田は4位で終えたがホールアウト後、2位だった松山に声を掛けられ30分間パットの指導を受けた。「パターのロフト角が変わらないようにインパクトした方が良いと言われた。今思うと貴重なレッスンです」と笑った。その松山も13年に勝った大会で、首位と4打差。「少しは可能性があると思う」と、ツアー初優勝を追いかける。

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2017年9月3日のニュース