松山「かみ合わない」6差発進 イーグル締めもパットで苦戦

[ 2017年9月3日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー デルテクノロジーズ選手権第1日 ( 2017年9月1日    米マサチューセッツ州ノートン TPCボストン=7342ヤード、パー71 )

10番でやぶからショットを放つ松山
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 プレーオフ第2戦が開幕し、松山英樹(25=LEXUS)は1イーグル、1バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの1オーバー、72で42位だった。トップとは6打差。プレーオフ第1戦を制したダスティン・ジョンソン(33=米国)が5アンダー、66で首位に立った。

 1オーバー発進の松山は「かみ合わないゴルフをしている感じ。集中し切れないわけでもない。技術的な問題だと思う」と振り返った。フェアウエーキープ率が35・71%とティーショットが乱れ、グリーン上でも精彩を欠いた。3番パー3で1打目を左に曲げアプローチを寄せきれず、5メートルから3パット。痛恨のダブルボギーでつまずいた。4番で取り返すも6番で1打目を左に曲げてボギー。17番は2打目をグリーン左のバンカーに入れ3オーバーまで後退した。

 しかし最後に意地を見せた。18番パー5。残り230ヤードから5Iで1・5メートルに2オン。「たまたま。なぜあんなに良いショットが打てたか分からない」と首をかしげながらも会心の一打でイーグルを奪った。

 首位は年間王者を争うダスティン・ジョンソン。6打差をつけられたが「どうにか予選通過できるように頑張りたい」と必死で前を向いた。

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2017年9月3日のニュース