東京世代躍動!日本圧倒3位 21歳古沢チーム最多14得点

[ 2017年9月3日 05:30 ]

車いすバスケットボール 三菱電機ワールドチャレンジカップ2017最終日 ( 2017年9月2日    東京体育館 )

<日本・トルコ>第1クオーター、ゴールを決める藤本
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 車いすバスケットボール・三菱電機ワールドチャレンジカップ2017は最終日を迎え、順位決定戦を行った。1次リーグ1勝2敗の日本は3位決定戦でトルコと対戦。終盤は若手主体で突き放し75―39で快勝した。決勝ではオーストラリアが英国を下し、初代王者に輝いた。

 トルコの主軸は今年のU―23世界選手権で銀メダルを獲得したメンバー。対抗した日本も終盤はU―23世代を起用し、圧倒した。21歳の古沢が3P2本を含めチーム最多タイの14得点。23歳の村上も12得点を挙げた。及川ヘッドコーチは「期待通りにやってくれた」と内容を評価した。

 攻守の切り替えの早さとオールコートのマン・ツー・マン。日本の選択した新戦術は、優勝したオーストラリアと1点差の試合を演じたように、世界に通じる可能性を秘める。そして、高い体力レベルが求められる中、若手の台頭こそが20年東京への鍵だ。わずか11分の出場で古沢と並ぶ14得点を挙げ存在感を示したエース藤本は「3年後にメダルが獲れるバスケであることは証明できた」と手応えを口にした。

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2017年9月3日のニュース