高安断言、嫁取りより「綱獲り」都内で大関昇進披露宴開催

鏡開きをする（左から）鶴竜、稀勢の里、高安、白鵬、日馬富士
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　夏場所後に大関となった高安（２７＝田子ノ浦部屋）の大関昇進披露宴が２日、都内のホテルで開かれ、八角理事長（元横綱・北勝海）ら約１０００人が出席した。高安は冒頭のあいさつで「大関の地位に満足せず、一つ上を目指して頑張る」と改めて横綱昇進への意欲を示した。

　新大関の名古屋場所は９勝止まりで「悔いが残っている」という。「３大関で優勝していないのは自分だけ」とあって初優勝への思いは強い。その先にある綱獲り。「上がるまで精いっぱい燃え尽きるまでやりたい」と意気込んだ。嫁取りについて聞かれても「（まずは）綱獲り」と断言した。

　２場所連続途中休場の横綱・稀勢の里は「（高安は）馬力もあるし、そういうところを伸ばせるように」と弟弟子にエールを送った上で「自分も負けないよう、早く土俵に戻れるようにしたい」と奮起を誓っていた。