松山 半年ぶり予選落ち ポイント1位から6位の可能性も

[ 2017年8月27日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー ノーザントラスト第2日 ( 2017年8月25日    米ニューヨーク州オールドウェストバリー グレンオークス・クラブ=7346ヤード、パー70 )

第2ラウンド、18番をボギーでホールアウトした松山英樹。通算3オーバーで予選落ちした
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 102位から出た松山英樹(25=LEXUS)は4バーディー、3ボギーの69と伸ばしたが通算3オーバー、143の71位で1打及ばず今季2度目の予選落ちとなった。ジョーダン・スピース(24)、ダスティン・ジョンソン(33)、リッキー・ファウラー(28=いずれも米国)とジョナサン・ベガス(33=ベネズエラ)が通算6アンダーでトップに並んだ。

 最終18番で1・2メートルのパーパットがカップに蹴られ松山はぼう然と立ち尽くした。1打及ばず2月のジェネシス・オープン以来半年ぶり、今季2度目となる予選落ちを喫した。

 3番パー5では3打目を1・5メートルに寄せて今大会初バーディーを奪った。8番ではアプローチのミスからスコアを落としたが、9番は10メートル、10番は8メートルと長いパットを決めて、1メートルに付けた11番まで3連続バーディー。通算1オーバーと予選通過圏内まで戻した。

 不運だったのは16番。2打目をグリーン左のバンカーに入れた。3打目は傾斜を転がり落ちてピンから12メートルも遠ざかってボギー。18番は痛恨の3パット。同組のスピース、J・トーマスが上位争いする中で一人蚊帳の外。ホールアウト後は無言でコースを後にした。

 出場枠が30人の最終戦には出場できる見込みだが、上位陣がこのままの順位ならポイントランキングは1位から6位に後退する。次戦は9月1日開幕のデルテクノロジーズ選手権(マサチューセッツ州)。総合優勝に向けて立て直しが急務だ。

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2017年8月27日のニュース