深堀圭一郎 今季自己最高の24位「全体的に不安がなくなってきた 楽しみが出てきました」

[ 2017年8月27日 16:32 ]

 男子ゴルフのRIZAP・KBCオーガスタは27日、最終日が行われ深堀圭一郎(48=フォーラムエンジニアリング)が68で回り、今季自己最高の24位でフィニッシュした。

 今週は初めてウエッッジを4本キャディーバックに入れ、アプローチショットが安定。「ウエッジが非常に良くなった。つながりが良くなりました」。初日は一時、4オーバーまでスコアを崩したが、この日は4バーディー、ノーボギーとスコアをまとめ通算6アンダーまで盛り返した。

 「家族の前で4オーバーでしたからね…」。夏休みを利用して東京から福岡まで応援に駆けつけた長女(10)と晶子夫人の前で、好プレーを見せることができてホッとした表情だった。

 15年まで賞金シードをキープしていたが、昨年は賞金ランク102位と不振で賞金シードから陥落。今季は1年限りで行使できる生涯獲得賞金25位以内の資格でツアーに参戦している。今大会が12試合目の出場。まだ、これが3試合目の予選通過と、ここまでなかなか波に乗りきれずにいたが「全体的に不安がなくなってきた。楽しみが出てきました」。人気低迷が言われる男子ツアーの中で、華と実績を兼ね備えた貴重な選手。高額賞金大会が続く後半戦に向け、巻き返しが期待される。

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2017年8月27日のニュース