愛 得意パットで日本勢最高5位浮上「一番上になれるよう」

[ 2017年8月27日 05:30 ]

女子ゴルフツアー ニトリ・レディース第3日 ( 2017年8月26日    北海道小樽市 小樽カントリー倶楽部=6548ヤード、パー72 )

<ニトリレディース3日目>15番、第2打を放つ鈴木愛
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 15位から出たパットの名手・鈴木愛(23=セールスフォース)が“武器”を生かして4バーディー、ボギーなしの68で回り、日本勢最高位の7打差5位に浮上した。3位発進の工藤遥加(24=セガサミーホールディングス)は1バーディー、2ボギーの73で回って同じく5位。2つスコアを伸ばした申ジエ(29=韓国)は通算12アンダーで単独首位を守った。

 鈴木が意地を見せた。「スコアボードも賞金ランキングも海外選手が上にいる。日本勢が頑張らないと」。初日こそ73と出遅れたが、第2日に70、第3日は68とスコアを伸ばし、リーダーボードを駆け上がった。

 「女子ツアーで一番難しい」と評する小樽CC攻略の鍵はロングパットが握る。今季パーオンしたホールの平均パット数は1・7323で1位。難コースゆえにグリーンに“乗せるだけ”となることを想定し、パッティング練習場の端から端までをしっかり打つ練習を重ねた。そのかいあって4番では10メートル、続く5、6番でも5メートル、4メートルを沈めて3連続バーディー。7番では7メートルを入れてパーを拾うなど「良いラウンドだったと思う」と自ら及第点を与えた。

 首位の背中は7打差と遠いが「日本選手が一番上になれるように頑張りたい」と気合を入れた。

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2017年8月27日のニュース