川内、反省と手応えの11位「状態良すぎて」序盤オーバーペースに

[ 2017年5月14日 14:47 ]

ゴール前、中本健太郎(右)を必死の形相で追いかける川内優輝(左)
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 仙台国際ハーフマラソンが14日、行われ、8月の世界選手権(ロンドン)マラソン代表の中本健太郎(安川電機)と川内優輝(埼玉県庁)が出場し、中本が1時間3分25秒で10位、川内が1時間3分29秒で11位でゴールした。優勝はチャールズ・ディランゴ(JFEスチール)で1時間1分44秒。日本人トップは1時2分21秒で4位に入った野口拓也(コニカミノルタ)だった。

 1週間前にプラハ・マラソンを走ったばかりの川内は「状態が良すぎて過信しすぎて行ってしまった」とスタート直後から積極果敢に外国人選手がリードする先頭集団に食らいついた。しかし「ちょっと速すぎた…」。1キロ2分46秒のハイペースであることに気づいたのはスタートから2キロを過ぎてからだった。オーバーペースにより呼吸が苦しくなり、12キロ地点で第2集団からも脱落。「最初の2キロを突っ込まなければだいぶ違ったと思う。前半2キロで正直かなりしんどかったので…。どんなに調子が良くても、世界選手権ではこういうことを絶対にしてはいけない」と猛省した。

 それでも、後半の追い上げで1時間3分台でまとめたことには「調子が悪くないのは間違いない。悪かったらあのままズルズルいって1時間5分とかかかると思いますので」と手応えも口に。同じ世界選手権代表の中本に先行を許したことには「自分の状態よりも中本さんを信じて始めの2キロを抑えるべきだった。悔しいというより中本さんの(前半の落ち着いた)ペースが正しかった」と話し、世界選手権のレース展開について「中本さんよりも前に出るとあまりいいことにならないと良く分かりましたので、やっぱり前半は中本さんが見える位置にいないと今日みたいなことになると改めて良く分かりました。今日仙台で走って良かったと思います」と“中本マーク作戦”を取る方針を示した。

 10位に終わった中本は「後半失速したのは課題ですけど、調整段階なので現状はこれぐらい」と淡々と話した上で、ゴール前に後ろから猛烈に追いかけてきた川内を振り切ったことには「最後来ているのは分かっていた。ここで負けると悔しい思いになる」とニヤリ。「お互いに調整段階だけど、調子を上げて行ければと思います」とメダル獲得に向けて切磋琢磨(せっさたくま)することを誓った。

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