小平、3冠へ暫定2位 サスペンデッド直前にスコア落とし「悔いが残る」 

[ 2017年5月14日 05:30 ]

男子ゴルフツアー 日本プロ選手権日清カップ第3日 ( 2017年5月13日    沖縄県名護市 かねひで喜瀬カントリークラブ=7217ヤード、パー72 )

14番、ティーショットを放ちグリーンへと向かう小平
Photo By スポニチ

 雷雲接近のためスタートが約5時間遅れて日没サスペンデッドとなり12人が競技を終えられなかった。4位で出た小平智(27=Admiral)は15ホールを消化し4バーディー、3ボギー、1ダブルボギーでスコアを1つ落としたが、通算5アンダーで首位と2打差の2位に浮上した。

 順位は上げたものの小平は「上がりが良くなかった。凄くもったいなかった」と悔しそうだった。14番パー3で第1打を左の池に入れてダブルボギー。15番は第2打でグリーンを外してアプローチも寄せきれずボギー。サスペンデッド直前の2ホールで3つ落とした。

 「最後は暗くて見えなかった。悔いが残る。14番はピンが見えづらくて優柔不断のまま打ったら(球が)つかまった」と振り返ったが「良いところで中断(サスペンデッド)になって良い切り替えになる」と前向きだ。

 勝てば史上最年少の日本タイトル3冠達成。最終日は会場に来る予定だった美保夫人は移動便が確保できず断念。「ペースを乱したくないということもあり、今回はテレビで観戦することになった」(小平)。長丁場の戦いになるが、22歳上の谷口を意識して「若い人が有利だと思う。谷口さんよりは自分の方が体力面で有利」と逆転に自信を見せた。

続きを表示

2017年5月14日のニュース