サクラセブンズに新星 陸上・七種競技から転向の大竹 父はナイジェリア人

[ 2017年1月21日 05:30 ]

<女子セブンズ日本代表練習>練習で軽快な動きを見せる大竹(右)
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 サクラセブンズに東京の星が出現だ!7人制ラグビー女子の強化合宿が東京都北区の味の素ナショナルトレセンで公開され、陸上の高校総体で七種競技6位の実績を持つ大竹風美子(東京高3年)が参加した。

 昨春、バスケットの授業で「なぜかボールを持って走りだした」ところを同校ラグビー部の森監督に見初められ、転向の誘いを受けた。昨夏の高校総体では自己ベストの5053点を叩き出して6位。「達成感しかなかった。やりきった感があった」と陸上をきっぱりやめ、昨年11月からラグビーに取り組んでいる。

 スキルは未熟ながら、ナイジェリア出身の父譲りの1メートル70、71キロの体格やパワーは随一。陸上界では同学年のサニブラウン(東京・城西高)と親友だという17歳は「少し遠い存在になったけど、東京五輪は絶対に出たい」と鞍替えして20年を目指す。

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2017年1月21日のニュース