福島千里 プロ転向へ 東京五輪見据え「陸上競技の魅力を」

[ 2017年1月21日 05:30 ]

昨年6月の日本選手権女子200メートルで日本新をマークした福島千里=パロマ瑞穂スタジアム
Photo By 共同

 陸上女子短距離で昨夏のリオ大会まで3大会続けて五輪に出場した福島千里(28)がプロに転向すると、所属する北海道ハイテクACが20日発表した。

 本人の申し出により同日付で、クラブを運営する北海道ハイテクノロジー専門学校を退職した。関係者によると20年東京五輪を見据えて環境面の充実などを図りたい意向という。新たにマネジメント会社と契約してスポンサーを探す。福島は「今後の活動を通して、たくさんの方々に陸上競技の魅力を伝えていけたら」とコメント。当面は北海道ハイテクACで練習を続ける。

 福島は100メートルと200メートルの日本記録保持者。昨年のリオ五輪は直前に故障した影響で100メートルを欠場し、200メートルは予選落ちした。リオ五輪後、体操男子の内村航平や陸上男子短距離のケンブリッジ飛鳥がプロに転向している。

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2017年1月21日のニュース