川崎5連勝で首位独走 辻フリースロー4本で逆転

[ 2016年11月21日 05:30 ]

<新潟・川崎>第4クオーター、新潟・五十嵐(右)のマークを外し、シュートを放つ川崎・辻

 中地区首位の川崎は新潟に83―80で競り勝ち、13勝3敗とした。新潟は8勝8敗。川崎は日本代表の辻直人(27)が79―80で迎えた第4クオーター終盤に4本のフリースローを決め、逆転した。東地区トップの栃木は仙台を78―60で下し、14勝2敗。西地区首位の三河は京都に93―78で快勝し、12勝4敗とした。

 1点を追う最終クオーター終盤、川崎の辻が4本のフリースローを冷静に沈め、逆転勝ち。3点シュートも8本決め、両チーム最多28点をマークした勝利の立役者は「久々にあんなにブーイングされた。集中して打てた」と笑みを浮かべた。北監督は「試合を通して、素晴らしいプレーをしてくれた」と称えた。拮抗(きっこう)した展開で強さを発揮し、チームは5連勝。貯金を「10」とし、このまま中地区で独走しそうな勢いがある。辻は「チームとしていいプレーができている。この雰囲気を維持していければいい」と自信を深めていた。

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2016年11月21日のニュース