錦織 決勝の相手は“因縁の相手”チリッチに決定

[ 2016年10月30日 02:40 ]

準決勝を戦うチリッチ(AP)
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 男子テニスのスイス室内第6日は29日、スイスのバーゼルで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング12位で第4シードのマリン・チリッチ(28=ユーゴスラビア)が世界72位のミーシャ・ズベレフ(29=ドイツ)に4―6、7―5、6―3で逆転勝ちし、初の決勝進出を果たした。

 チリッチは、前日に世界3位で第1シードのスタン・バブリンカ(スイス)を下し勢いに乗るズベレフの前に第1セットを落としたが、16本のサービスエースなどで逆転で勝利を物にした。

 決勝では世界ランキング5位で第3シードの錦織圭(26=日清食品)と対戦する。錦織は同世界37位のジレ・ミュラー(33=ルクセンブルク)に4―6、7―6、6―3逆転勝ちし、5年ぶりの決勝進出を果たしている。

 錦織とチリッチの対戦は錦織の7勝4敗。今年はウィンブルドン4回戦でで対戦したが、左脇腹を痛め途中棄権した相手だ。また、2014年の全米オープンの決勝で苦杯を喫した相手でもある。その時以来の決勝での顔合わせとなった。

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