三遠 川崎止めて中地区奪首!速攻ズバズバ一気逆転

[ 2016年10月29日 05:30 ]

Bリーグ第6節第1日 ( 2016年10月28日    川崎市とどろきアリーナ )

Bリーグ 川崎戦でシュートを決める三遠・ロビー
Photo By 共同

 中地区の1試合が行われ、三遠が川崎に87―81で逆転勝ちし、8勝3敗で同地区トップに立った。6点を追う第3クオーターに速攻から得点を重ねて逆転し、鹿野らのシュートでリードを広げた。旧ナショナルリーグ(NBL)最後の覇者、川崎の連勝は8で止まり、3敗目を喫した。

 第4クオーター残り約7分。三遠の身長1メートル70のガード、並里が2メートル10センチのファジーカスのブロックをかわしてシュートを沈め、12点差となった。5人が連動する攻撃はここからさらに磨きがかかって川崎を破り、藤田監督は「自分たちのバスケをすればどこが相手でも戦える」と手応えを深める白星になった。

 6点を追う第3クオーターに堅守からリズムをつかんだ。岡田らが速攻を立て続けに決めて逆転した。鹿野は3点シュートのほかに反則を受けながらしぶとく得点した。このクオーターを29―14と圧倒し、8連勝中だった川崎を止めた。

 苦戦が予想された旧ターキッシュエアラインズbjリーグ勢の中で、健闘している。1メートル69の鈴木はスピードでチームをけん引し、ゴール下では2メートル6の太田が存在感を放って旧NBL最後の王者、川崎に3戦全勝。連勝した川崎との開幕2連戦は相手エースの辻が不在だっただけに、12得点の田渡は「まぐれじゃないことを証明しようと戦った」と胸を張った。

続きを表示

2016年10月29日のニュース