近鉄SO重光 前半戦勝利締め誓う、ホンダ戦へ「勝たないと」

[ 2016年10月29日 19:20 ]

 ラグビー・トップリーグ近鉄の司令塔、SO重光泰昌が前半戦勝利締めを誓った。29日に花園ラグビー場内で練習。20日に急死した平尾誠二さんの母校・伏見工出身で、同校出身者では現役最年長となる36歳は「勝たないと(休みとなる11月が)チームが1カ月間重い空気になる。勝つことが大事」と、静かに闘志を見せた。チームは3連敗中の13位で、30日に最下位のホンダと対戦する。

 偉大なOBの死を厳粛に受け止めている。「見るのはテレビで、遠い存在だった。何かを受け継ぐと言うのはおこがましい」。自然体を強調しながらも、胸に秘めるものはある。「僕たちの出身校から日本を代表するような先輩が出た。それを忘れないようにしたい」。活躍して母校の名を売ることが弔いになる。

 また、全国高校ラグビー大会京都府予選準々決勝(京都市宝が池球技場)に臨んだ伏見工・京都工学院は同志社に59―7で勝ち、4強を決めた。

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2016年10月29日のニュース