宮原5位発進に「もう少しいい演技がしたかった」本郷は納得顔

[ 2016年10月29日 06:06 ]

5位発進となった宮原のSPの演技(AP)
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 フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦、スケートカナダが28日、ミシソーガで開幕し、女子ショートプログラム(SP)では昨季のGPファイナル2位の宮原知子(関大)が65・24点で5位と出遅れた。本郷理華(邦和スポーツランド)が65・75点で4位につけ、永井優香(東京・駒場学園高)は40・39点の最下位の11位だった。昨季の世界女王、エフゲニア・メドベージェワ(ロシア)が76・24点で首位発進した。

 宮原は大きなミスこそなかったものの、3回転ルッツ―3回転トーループのコンビネーションジャンプの回転不足や3回転フリップのエッジエラーなどがあって、得点を伸ばせなかった。自己ベストより7点以上低い点数となり「もう少しいい演技がしたかった。ジャンプがよくなかったのが一番悔しい」と残念がった。

 本郷は2連続3回転トーループを成功させるなどノーミスでまとめて4位と好発進し「ジャンプを全部成功できたのが一番よかった。スピン、ステップもレベル4を取ることを課題にしていたので、それが達成できてよかった」と納得顔だった。

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