ジョセフ新体制 17人が初顔 堀江&立川の初W主将が引っ張る

[ 2016年10月29日 05:30 ]

ラグビー 11月4試合出場メンバー発表

ラグビー日本代表のメンバー発表会見に出席した(左から)日本協会15人制強化責任者の薫田真広ディレクター、立川理道共同主将、ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ、トニー・ブラウン・アタックコーチ
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 日本ラグビー協会は28日、東京都内で会見を開き、11月5日のアルゼンチン戦(秩父宮)など4試合へ向けた日本代表メンバー32人を発表した。昨年のW杯メンバーはFW5人、バックス7人の計12人にとどまり、ノンキャップが17人と過半数を占めた。日本代表では初めて、堀江翔太(パナソニック)と立川理道(クボタ)の共同主将制も敷く。ジェイミー・ジョセフ・ヘッドコーチ(HC)は「初キャップが17人いる若いチーム。1人で引っ張るのは荷が重い。共同主将は過去に(指揮したチームで)成功した」と理由を説明。今春も代表やスーパーラグビーのサンウルブズで主将だった堀江を支えた立川は「19年W杯は前回以上の結果が求められる。堀江さんと先頭で引っ張りたい」と意気込んだ。

 12年4月にエディー・ジョーンズHC体制下で初めて招集されたメンバーは、30人中14人がノンキャップだった。今回のノンキャップ選手はその人数を上回り、中でもプロップ仲谷(ヤマハ発動機)は35歳で初代表と異色の存在。「今まで(の代表)と違うユニークなチーム」と独自色を打ち出したジョセフHCの下、新生ジャパンが船出を迎える。

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2016年10月29日のニュース