テニス女子上地が完勝発進 卓球の68歳・別所キミヱは4強逃す

[ 2016年9月11日 11:27 ]

男子100キロ超級3位決定戦でイラン選手に一本勝ちし、目頭を押さえながら引き揚げる正木健人

 リオデジャネイロ・パラリンピック第4日(10日)柔道は男子100キロ超級で前回の2012年ロンドン大会覇者の正木健人(エイベックス)が3位決定戦でイラン選手に一本勝ちし、銅メダルを獲得した。柔道の日本勢は銀1、銅3で競技を終え、日本選手団のメダルは競泳の銅1を加えた計5個となった。

 車いすテニスは女子シングルス1回戦で上地結衣(エイベックス)がブラジル選手に6―0、6―0で完勝した。

 ボッチャが始まり、チーム(脳性まひ)で日本はオランダ、英国に連勝した。車いすバスケットボール男子はオランダに59―67で敗れ、1次リーグ3連敗となった。

 陸上の女子走り幅跳び(切断などT42)では日本新の3メートル68をマークした前川楓(チームKAITEKI)が4位で、大西瞳(ヘルスエンジェルス)は6位だった。競泳は男子100メートル平泳ぎ(運動機能障害SB7)の中村智太郎(日阪製作所)が7位だった。

 卓球は日本勢最年長の68歳、別所キミヱ(兵庫県障害者スポーツ交流館)が女子シングルス(車いす5)準々決勝で敗れ、男子シングルス(知的障害)の竹守彪(TOMAX)は1次リーグで敗退。自転車の男子1000メートルタイムトライアル(運動機能障害1~3)は藤田征樹(日立建機)が11位、川本翔大(大和産業)が13位。(共同)

続きを表示

この記事のフォト

2016年9月11日のニュース