ニックス フィッシャー前監督 3シーズンぶりとなる現役復帰へ練習中

[ 2016年8月4日 16:04 ]

 今年2月にNBAニックスを解雇されたデレク・フィッシャー前監督(41)が3シーズンぶりとなる現役復帰に向けて練習を重ねていることが明らかになった。スポーツ専門局のESPNが報じたもので、監督からの選手復帰となると93年シーズンで16試合指揮を執ったあと、95年シーズンで32試合に出場したマジック・ジョンソン(レイカーズ)以来。フィッシャーは「はっきりと決断したわけではない」としながらも、NBAのチームからの誘いがない場合には中国など米国外のチームも選択肢に入れているもようだ。

 フィッシャーはアーカンソー大リトルロックから96年ドラフト全体24番目にレイカーズに指名されてNBA入り。1メートル85の小柄なガードながら、レイカーズで5度のファイナル制覇に貢献した。レギュラーシーズンでは通算1287試合に出場して8・3得点、3・0アシスト。プレーオフの出場試合数(259)と同勝利数(161)は歴代最多で、勝負強いガードとしてチームには欠かせない存在だった。サンダーに在籍していた13年シーズンを最後に一線を退き、14年にニックスの監督に就任。しかし通算40勝96敗とチームは低迷し、2月8日に解任となった。

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2016年8月4日のニュース