男子棒高跳びの山本、荻田が五輪代表入り 沢野はVも記録届かず

[ 2016年6月24日 23:15 ]

陸上日本選手権

 雨の降りしきる悪条件となった男子棒高跳びは、派遣設定記録を突破している山本と荻田が5メートル60を2回目の跳躍で成功させ、ともに2位で五輪代表に決まった。

 荻田は「風自体は良かった。あれぐらいの雨なら」とコンディションを言い訳にせず「ただ勝てなかったのが残念」と2連覇を逃し、素直に喜べない様子だった。2大会連続の五輪出場となる山本は「4年前より技術面で成長していると思うので五輪の借りは五輪で返す」と、記録なしに終わった前回ロンドン五輪の雪辱を誓った。

 ▼沢野大地(富士通=男子棒高跳びで優勝したが、五輪の参加標準記録に届かず)「こんなに悔しい優勝はない。5メートル70の2回目が惜しかったので、あれを跳んでおけばなというのはある」

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2016年6月24日のニュース