大迫が初V、男子1万メートル五輪代表内定 2位村山紘も

[ 2016年6月24日 20:24 ]

<陸上日本選手権>男子1万メートルで五輪出場を決めた大迫はガッツポーズ

第100回日本陸上選手権第1日

(6月24日 名古屋市・パロマ瑞穂スタジアム)
 陸上のリオデジャネイロ五輪代表選考会を兼ねた第100回日本選手権第1日は24日、名古屋市のパロマ瑞穂スタジアムで行われ、男子1万メートル決勝は大迫傑(25=ナイキ・オレゴンプロジェクト)が28分7秒44で優勝し、五輪代表に内定した。

 レースは集団での周回が続いたが残り5周を前に大迫、設楽悠太(24=ホンダ)、村山紘太(23=旭化成)の3人が抜け出し、残り1周半を過ぎて大迫がスパートして押し切った。村山紘は28分16秒54で2位に入り、代表に内定した。

 大迫、村山紘ともに日本陸連の派遣設定記録(27分31秒43)を突破していた。

 ▼大迫の話 ラスト600で行くと決めていて(スパートの)ことしか考えていなかった。集中していった。(五輪では)勝負できる力は付いていると思っている。

 ▼村山紘の話 優勝を狙っていったがレベルが高かった。昨年は日本選手権にピークを合わせて(世界選手権で)うまくいかなかったので、オリンピックに合わせていきたい。

 ▽リオ五輪への道 個人種目出場枠は最大3。日本陸連が定めた派遣設定記録の突破者で日本選手権8位以内の最上位は自動的に代表になり、国際陸連の参加標準記録到達者が日本選手権で優勝した場合も代表に決定。日本選手権で派遣設定突破者は8位以内、参加標準到達者は3位以内で代表入りに前進する。

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2016年6月24日のニュース