山県自信「僕自身強くなっている」日本初9秒台に照準

[ 2016年6月24日 06:10 ]

日本選手権を前に黙々と走り込む山県

陸上 日本選手権

 ライバルに勝って2大会連続の五輪代表を決める。山県は5日の布勢スプリントで4年ぶりの自己ベストとなる10秒06をマーク。桐生とは同大会を含めて今季2勝1敗と勝ち越しており、「いつも接戦になるけど、僕自身が強くなっているのが要因だと思う」と自信を見せた。

 11日に桐生が10秒01を叩き出したが、「自分の手の届く位置にあるタイム。刺激を受けたし、その記録を日本選手権で超えたい」と日本初の9秒台に照準を合わせる。12年ロンドン五輪は準決勝に進出。日本選手権でリオ代表を決め、本番でのファイナル進出が最大目標だ。「4年前より心も体も一回り成長している。まずはしっかりと出場権を獲得して、リオでは4年前よりもいい結果を達成したい」と気合を入れていた。

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2016年6月24日のニュース