安美錦、3日目から休場へ 左アキレス腱断裂「相撲が取れる状況ではない」

[ 2016年5月9日 21:40 ]

栃ノ心を押し出しでやぶろうかという安美錦だったが急に土俵に倒れこみつきひざで敗れる

 大相撲の西前頭3枚目で関取最年長の安美錦(37)=本名杉野森竜児、青森県出身、伊勢ケ浜部屋=が夏場所2日目の9日、栃ノ心戦で左アキレス腱を断裂し、3日目の10日から休場することになった。師匠の伊勢ケ浜親方(元横綱旭富士)が明らかにした。

 病院での検査結果の報告を受けた同親方は「相撲が取れる状況ではない」と説明。断裂具合の詳細は不明で10日に再度検査するが、手術は行うという。安美錦の休場は1月の初場所以来8度目になる。3日目は栃煌山との対戦が組まれていた。

 2日目まで1勝1敗の安美錦は、栃ノ心戦で左膝から土俵に崩れて敗れ、車いすで花道を引き揚げた。「いなして出るところで(腱から)ボンという音がした」と話していた。

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2016年5月9日のニュース