日本女子代表　オーストラリア代表に連敗「もう少しお待ちください」

　バスケットボール女子日本代表（世界ランク１６位）はオーストラリア代表（同２位）と都内で強化試合を行い、５５―８１で敗れた。１メートル９３のエース渡嘉敷が米ＷＮＢＡ参戦で不在とはいえ、７日の同チームとの試合では２５本放った３点シュートを全て失敗して３９点差で惨敗。この日は栗原が第２ピリオドで３連続３点シュートを決めて差を詰める場面はあったが、直後に５つ目のファールを犯して退場した。

　日本は３点シュートを計２４本放ち、決まったのは４本だけ。対するオーストラリアは主力級４人を欠く中、２メートル５あるセンターのエリザベスを中心に得点を奪い、力の差を見せつけた。

　日本の３点シュート成功率は１６・７％と低く、五輪本番に向けた課題は明確だ。試合後のコート上で、主将の吉田は「もう少し３ポイント入るように練習しますので、もう少しお待ちください」と頭を下げた。