悪性リンパ腫の時天空に力士会が応援の見舞金

[ 2016年4月21日 05:30 ]

 悪性リンパ腫で闘病中の大相撲の元小結・時天空(36=時津風部屋)を応援するため、力士会が見舞金を送ることになった。春巡業最終日となった20日の富山市総合体育館で、力士会会長の横綱・白鵬、次期会長の横綱・日馬富士が力士全員を集めて見舞金の趣旨を説明。全力士が賛同した。

 時天空は昨年九州場所を全休し、今年初場所前に師匠の時津風親方(元幕内・時津海)が病気を明かした。本人は復帰を目指して抗がん剤治療を行っている。日馬富士は「大きな病気なので。一丸となって少しでも支えられれば」とモンゴルの先輩力士を思いやった。

 また、日本相撲協会は熊本、大分の両県を中心とした地震の被災者支援のための募金活動を行っているが、白鵬は「力士会でもできることがあれば」と何らかの支援を行いたい意向を示した。

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2016年4月21日のニュース