野村4差23位発進、さくら出遅れ 米女子ロッテ選手権第1日

[ 2016年4月14日 10:12 ]

ロッテ選手権第1ラウンド、10番でラフからショットを放つ野村敏京。トップと4打差のイーブンパーで23位となった

 米女子ゴルフのロッテ選手権は13日、ハワイ州カポレイのコオリナGC(パー72)で第1ラウンドが行われ、野村敏京が3バーディー、3ボギーの72でトップと4打差の23位となった。73で回った上原彩子は47位。

 74だった横峯さくらは64位で、さらに1打差で宮里藍が77位。15歳のアマチュア、山口すず夏(東京・共立女二高)は76で90位、宮里美香は77をたたき101位と出遅れた。

 モリヤ・ジュタヌガーン(タイ)とミンジ・リー(オーストラリア)が68で首位発進した。

 ▼野村敏京の話 先に2ボギー打ってから取り戻してのイーブンパーなので悪くはない。途中からは調整して、少し風を利用したプレーもできた。

 ▼横峯さくらの話 前半は風の読みが合っていて三つ伸ばせた。後半はパーオンが減り、耐えきれなかった。これが現状だと受け止めないと。

 ▼宮里藍の話 風に強弱があって難しいコンディションだった。アイアンの方向性が良くなくて、チャンスは二つくらい。それも取れなくて流れがつかめず、苦しいラウンドになった。

 ▼宮里美香の話 予想よりも早く風が強く吹いてきて大変だった。バーディーがないとストレスがたまる。2日目は発散するようなプレーがしたいが、この風では難しそう。

 ▼上原彩子の話 この風の中、1オーバーで回れて良かった。風の読みやクラブ選択を含めて、いいゴルフ。ショットの感じがだいぶ良くなってきた。

 ▼山口すず夏の話 いっぱい打ってしまった。日本では経験したことのない風で、どう対処するかを考え続けて頭が疲れた。まだ予選通過の可能性はあるので、しっかり頑張る。(共同)

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2016年4月14日のニュース