東福岡2連覇!金子主将19点だ古賀健16点だ!

[ 2016年1月11日 05:30 ]

<東福岡・鎮西>連覇を決め笑顔で記念写真に納まる東福岡の選手たち

春高バレー最終日 男子決勝 東福岡3(25―18、25―21、25―19)0鎮西

(1月10日 東京体育館)
 春高バレー決勝が10日に東京体育館で行われ、男子は東福岡が3―0で鎮西(熊本)を下し、初優勝した前回に続く2連覇を決めた。東福岡はアタックで19点を挙げた金子らを中心に第1セットを25―18で奪い、勢いに乗った。最優秀選手賞は男子が金子、女子は黒後が選ばれた。

 男子で連覇を果たした東福岡を支えたのは3年生の金子主将と古賀健の両輪だった。右の金子はアタックで19得点し、左の古賀健も16得点を決め、ストレート勝ちに貢献した。高校屈指の完成度を誇る多彩な攻めのうち、生命線の一つがバックアタックだ。身長1メートル89の2人を生かすため、左利きの古賀健をセッター井口の対角に置く定石を破り、あえて金子の対角に据えた。2人が常時、前衛と後衛に分かれるため相手は常に前後両方の攻めを警戒しなければならない。決勝でもバックアタックで金子が9点、古賀健が5点を稼いだ。

 金子はプレミアリーグのJTにセッターとして加わる。「五輪に行きたい」との夢をかなえ、司令塔として世界で勝負するため藤元監督と決断した。この日でアタッカーに別れを告げた金子は「優勝できて本当に良かった」と有終の美を飾って喜びに浸った。

続きを表示

2016年1月11日のニュース