“ひねり王子”白井 跳馬でも新技挑戦でレベルアップへ

[ 2016年1月11日 05:30 ]

笑顔で調整する体操の白井

 “ひねり王子”が跳馬でも進化する。体操男子床運動の世界王者・白井健三(19=日体大)らトップ選手が都内の味の素ナショナルトレセンで、合宿を公開。白井は跳馬で「シライ/キムヒフン」(伸身ユルチェンコ3回ひねり)よりも難しい「伸身ユルチェンコ3回半ひねり」を披露した。

 五輪などで成功すれば、跳馬の「シライ2」となる大技で「できるようになったタイミングでどんどんやっていきたい」と試合での挑戦に意欲を見せた。リオデジャネイロ五輪イヤーが明けたが、自然体だ。「実感はない。あまり力が入りすぎてもいけない」。床運動では既に自身の名がつく技を2つ持ち、2月には新たに「伸身リ・ジョンソン」が「シライ3」と命名される可能性が高い。跳馬でもレベルアップし、団体総合の五輪金メダル奪回に貢献する。

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2016年1月11日のニュース