ドーピング問題で英国陸連 世界記録のリセットを要求

[ 2016年1月11日 23:04 ]

 英国陸連は11日、ロシアの組織的なドーピング問題などを受けてクリーンな競技を守る14項目の声明を発表し、過去の世界記録をリセットすることを国際陸連に要求した。

 英国陸連は世界記録の扱いに「大会ルールを変更するなどして現存する全ての記録に区切りをつけ、クリーンな時代として新しい記録をセットし直す必要がある」との見解を示し、国際陸連に調査と対応を求めた。

 また深刻な違反は最低でも資格停止処分を8年間に延長し、状況次第では永久失格とすることを要求した。さらに世界反ドーピング機関(WADA)に検査を受けた全選手の時間や場所の公開を要望。違反した選手の記録が無効になった場合は、その選手の当該陸連が繰り上がった選手の賞金の責任を負うことも提案した。(共同)

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2016年1月11日のニュース