岸、3班残して予選10位 世界トランポリン開幕

[ 2015年11月27日 01:14 ]

 ランポリンのリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる世界選手権は26日、デンマークのオーデンセで開幕して予選を行い、5班で演技した女子の日本勢はロンドン五輪代表の岸彩乃(金沢学院大ク)が98・190点で、3班を残して10位につけた。

 18歳の中野蘭菜(星稜ク)が97・995点で11位、土井畑知里(日体大ク)は97・760点の13位で、佐竹玲奈(日体大ク)が97・620点の15位。男女とも個人の上位24人(各国・地域最大3人)が準決勝へ進み、決勝へ進む8人(同最大2人)に入って国別の出場枠を獲得すれば、日本体操協会の選考基準で五輪代表に決まる。

 男子の日本勢は2011年世界選手権銅メダルでロンドン五輪4位の伊藤正樹(東栄住宅)、北京、ロンドン両五輪代表の上山容弘(モンパルテ)らが最終9班で演技。


 ▼中野蘭菜の話 自分は(跳躍の)高さが課題だったが、克服できた。準決勝ではいまと同じ高さでやるようにしたい。五輪の切符を取りにいきたい。

 ▼岸彩乃の話 自分のいい演技とはいえないが、最低限はできた。練習で失敗なく通しきれたのを自信にできた。五輪は準決勝の結果に懸かっている。気を張らずに頑張りたい。(共同)

続きを表示

2015年11月27日のニュース