鶴見 今大会限り引退発表…5月にアキレス腱断裂「終わったなと」

[ 2015年11月27日 05:30 ]

体操の全日本団体選手権で引退する鶴見

 09年世界選手権個人総合銅メダルで、08年北京、12年ロンドン五輪に出場した鶴見虹子(23=日体大)が今大会を最後に現役を引退することを発表した。

 「全日本も勝てて、五輪も出場して、世界選手権でメダルも獲れたので後悔はないし、やり切った」とすっきりした表情。5月のNHK杯で右アキレス腱を断裂し「切れた瞬間に体操人生終わったなと思った」と3度目の五輪挑戦を断念。最後の試合は平行棒のみとなるが「感動してもらえる演技をしたい」と意気込んだ。来春の大学卒業後は米国で指導法や語学を学ぶ予定だという。

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2015年11月27日のニュース