NFL、全米中継の試合で2人の女性客乱入 動物愛護を訴える

[ 2015年11月27日 11:45 ]

イーグルス戦の前半にTDパスキャッチを見せるライオンズのWRカルビン・ジョンソン (AP)

 米プロフットボール、NFLは26日、毎年恒例の感謝祭ゲームが行われ、ライオンズが45―14でイーグルスに快勝を収めたが、この試合でメッセージが書かれたバナーを掲げながら、2人の観客がフィールドに乱入するハプニングが起こった。

 全米に生中継された試合で細長いバナーがフィールドを横切ったのは、第4Qも残り2分を切った試合終盤。プレー中でもお構いなしに、女性2人がテレビの画面を通して「食べ物ではない。動物虐待だ」、「動物たちを自由に」とメッセージを送った。

 その後、スタッフにより取り押さえられた動物愛護運動家は「猫や犬はペットとして愛されるのに、人々は食卓に並ぶ死んだ七面鳥については何も考えようとしない」とコメント。米国において、11月の第4木曜日は1年の収穫を祝う感謝祭として休日となり、七面鳥を食べる習慣があるが、女性2人はこれに抗議するため、フットボールの試合を利用したとのことだった。

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