サニブラウン 日本人初!国際陸連新人賞に選出

[ 2015年11月27日 05:34 ]

サニブラウン・ハキーム

 国際陸連は26日、2015年の年間表彰を行い、日本選手のサニブラウン・ハキーム(16=城西高)が、キャンデス・ヒル(16=米国)とともに新人賞に当たる「ライジングスター・アワード」に選出された。日本選手の受賞は初めての快挙。

 サニブラウンは、ガーナ人の父、日本人の母を持ち、7月の世界ユース選手権(コロンビア・カリ)で男子100、200メートルの2冠を達成。特に200メートルは03年にウサイン・ボルト(ジャマイカ)が出した20秒40の大会記録を更新する20秒34をマークした。また、日本最年少出場となった世界選手権(北京)は200メートルでも準決勝に進出する活躍を見せた。

 ヒルも、世界ユース選手権で女子100、200メートルの2冠を達成している。

 なお、最優秀選手は世界選手権で十種競技の世界新記録を塗り替えたアシュトン・イートン(27=米国)と、ダイヤモンド・リーグのモナコ大会で1500メートルの世界記録を塗り替えたゲンゼベ・ディババ(24=エチオピア)がともに初選出となった。

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2015年11月27日のニュース