真央 世界新が射程圏!疲労考慮し練習“早上がり”

[ 2015年11月27日 05:30 ]

髪の毛を激しく揺らし舞う浅田真央

フィギュアスケートGPシリーズ最終戦・NHK杯

(11月27日 長野市ビッグハット)
 世界最高難度のジャンプ構成でSPを滑る浅田真央も、自らが持つ世界新の更新が射程圏に入っている。

 公式練習では午前と午後を合わせて6回のトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)に成功。午後は所定の35分を滑りきらず、5分早く引き揚げる余裕も見せた。

 「試合で一番力を出さないといけない。疲れを残さないように早く上がりました」。14年世界選手権で出した78・66点超えへ、雰囲気はいい。復帰Vを果たした中国杯のSPは71・73点を出して首位発進。終了後にガッツポーズをする納得の滑りを見せたが、ジャンプで回転不足などのミスがあったのは事実。「GPシリーズ初戦の課題をクリアして、GPファイナルに進めるように頑張りたい」。自力でGPファイナルへ進出する条件は4位以内ながら、世界新スタートをしての連勝も不可能ではない。SP曲「すてきなあなた」は、自らを称える音楽になる。

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2015年11月27日のニュース