日本 予選暫定首位 内村も個人総合暫定トップ 世界体操

[ 2015年10月26日 07:10 ]

白井の床の演技(AP)

 体操のリオデジャネイロ五輪予選を兼ねる世界選手権第3日は25日、英国のグラスゴーで男子予選が行われ、団体総合で37年ぶりの頂点を目指す日本は前半4班を終えて6種目合計358・884点でトップに立った。7連覇を狙う同じ班の中国が1・857点差で2位、英国が354・417点で3位に続いている。

 個人総合は史上最多6連覇が懸かる内村航平(26=コナミスポーツク)が90・564点の首位に立ち、2位のダニエル・パービス(24=英国)が88・956点。萱和磨(18=順大)は88・431点で5位に、田中佑典(25=コナミスポーツク)が9位に付けている。

 4種目目の床で内村が着地で膝をつく痛恨のミス、さらに首を痛めるアクシデントもあったが、直後で白井健三(19=日体大)が驚異的な16・100をマークした。また、初代表の萱も、5種目目のあん馬でチームトップの15・300点を挙げるなど元気の良いところを見せている。

 26日の後半4班で昨年3位の米国が登場し、8チームによる決勝は28日に行われる。予選の得点は決勝に持ち越さない。

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