遼、悪夢の池ポチャ連発…46位後退「単なる技術不足」

[ 2015年10月26日 05:30 ]

第3ラウンド、4番でバーディーパットを決めギャラリーの声援に応える石川遼

USPGAツアー シュライナーズ・ホスピタル・オープン第3日

(10月24日 米ネバダ州ラスベガス TPCサマリン=7255ヤード、パー71)
 第2ラウンドの残りと第3ラウンドが行われ、27位から出た石川遼(24=CASIO)は6バーディー、4ボギー、1トリプルボギーの72で通算4アンダー、209の46位に後退した。69位から出た岩田寛(34=フリー)は73とスコアを落とし、通算イーブンパーで73位。70位までの最終ラウンドに進めなかった。68をマークしたブレット・ステグマイアー(32=米国)が通算13アンダーで単独首位に立った。

 石川はパー5の16番で痛恨のトリプルボギーを叩いた。フェアウエーからピン左を狙った2打目は「当たりが薄いミスショット」でグリーン手前の池へ。さらに、ドロップして打った残り105ヤードの第4打も「風がいきなりアゲンストに変わった」と池に転がり落ちてしまった。

 序盤からパットがさえ2、4、5番でバーディー。出入りは激しかったが、通算8アンダーだった15番の時点では10位だった。上位の背中が一気に遠のく終盤のつまずきにも「単なる技術不足。練習すれば良くなる」と表情を変えずにプレーを続けた石川。「(優勝争いは)来週か来年にとっておく」と悔しさを押し殺した。

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2015年10月26日のニュース